私の転職活動からの経験値 11 2025/5/30
中高年からの転職は、何か確実な見通しがあったり資格を利用した職種に移ったりするなど実現性が高い場合を除いて安易に実行すべきではないというのが私の経験値です。しかしながら、会社の整理、消滅、倒産など大きな会社都合があれば、否が応でも転職を検討せざるを得ませんね。
私の転職履歴でも書いていますが、私の転職は、都度うまくは行きましたが決して楽ではありませんでした。エージェントからは、いい案件が出たらすぐに紹介するなどと言われますが、要は案件がそれほどないのです。需要が多いのは、30代までと考えていいでしょう。
そこで私が薦めるのは、中小企業とスタートアップ企業の二つです。これら二つは、一般的に慢性的な人出不足を抱えています。日本の雇用は、大企業に多くの人材が集中し偏りが大きいのです。だから、リストラが発生するのです。中小、スタートアップでは、特に管理部門が手薄です。管理部門は、直接的には利益を生まないのでどうしても後手になり手薄になる傾向があります。社内制度を構築するときでも、管理部門のシステム化を図ろうにも社内にそうした分野に精通した人が少ないのです。40代以上の管理部門の皆さんはそうした方向に舵をきることを考えてみてください。経験豊かな管理部門の人材を求めている中小企業やスタートアップ企業は、概ね本業は順調な場合が多いものです。だからこそ、社内の充実を図り次のステップを見据えようとしているわけです。つまり、あなた方の経験を活かせる機会が多いといえます。収入も、それまでより低下はするでしょうが、大幅な減少にはならないだろうと思われます。どこまで下げるか手を打てる水準は、その人次第でしょうが、家族の生活と子供の教育費がまかなえればよしとするぐらいがいいと思います。全く余裕のない生活や、贅沢な生活ではない限り、後はあなたがどれだけ我慢できるかということです。無駄なことはお止めなさい。ただね、人は無駄とか不要なことを全く排除すると続かないものなので、ちょっとした楽しみは取っておきたいですね。そのぐらいのささやかな自分の楽しみはあってもいいでしょう。私は、あるボランティア活動をしておりまして、そのために多少の費用は掛かるわけですが、そのぐらいの余裕があるかどうかを判断基準にしておりました。この辺の詳しいことに関心があれば、問い合わせフォームで送って下さい。私の励みにもなりますので、投稿をお待ちしています。
では、今日はここまでにします。